お嬢、CMの立ち位置と評価メール

夏の曲を秋に聴くのが好きです。お嬢こと前田幸です。ごきげんよう。

9月最初のコアクラスの講師は鈴木省吾先生
「CMの立ち位置」の授業でした。

春期後半にして、お初の省吾先生
CMの授業も珍しいので、課題でいただいた原稿を見てウキウキしていました。

そんな今回の授業で省吾先生は
一人ひとりのプレイに対してまずは耳をすまし
そして原稿への思い込みを剥がすように、繰り返し繰り返し読みに挑戦させてくれました。

お嬢は《言葉を細かく分け、省吾先生からのキューで全てを読む》ということをしてもらいました。

最初は一気に読みたくなってしまったり、自分の間で読みたくなったりしていたのが何回か繰り返すと堪えられるようになってきて
しかもグッと集中することによって「商品名はこう読む」みたいな事を考えることも無くなったり。びっくり。剥がれるんですね思い込みって。。。

とても濃い時間でした。

そして、おそらく授業中に届いていたであろうバーズからの次期推薦コースと評価のメール

授業後に「どうだった〜??」「こう書いてあった…!」と生徒間で盛り上がりました^^

お嬢は「絶対に今見ない!!!」と謎の頑固さを見せ

でも皆の評価は気になるからちゃっかり会話には参加してw
帰りの電車で一人になった瞬間にメールを開きました///

次期バーズに通う皆様、同じクラスになったら仲良くしてくださいね〜!
そして今同じクラスの皆様、ラスト1コマ!最後まで仲良くしてくださいね〜!!

以上、お嬢こと前田幸でした!

オーディションという名の戦場

春16期ブランディングの梅田です。9/3(土)はマネージャー視点の授業でした。オーディション場面を設定し、自己紹介した後で初見の原稿を一人ずつ読んでいくというものです。zoom参加でしたが、入室した瞬間に、いつも以上にただならぬ緊迫感が漂っているのが画面越しにひしひしと伝わってきました(対面だったら息ができなかったかもしれない)。とは言え、この極度の緊張を乗り越えて、あるいはそれを楽しみながら、学長とマネージャー陣全員を前に読めるという経験は、この上なく贅沢な時間でもあります。

すべて終了した後で投票が行われ、いただいたコメントの数々は、自分への言葉でなくても、突き刺さるものばかり。自分に与えられるごく限られた時間の中で、いかに変化に富んだ表現を示せるか。無難な上手さより強烈な色味。場合によっては「ぱっと見」が決め手になることも。私個人としては、声質やニュアンスの乗せ方についてはお褒めの言葉をいただき(冷静におっしゃるのがまた嬉しさを倍増させる、と思うのは私だけでしょうか)、ストレート表現のスピード感がチグハグであるとご指摘を受けました。なるほど、緩急を意識しすぎてコントロール不能になっていたのだな、と実感。さじ加減を鍛え直します! 

そして、この日ほかに印象深かったのは、スペシャルゲストとしていらっしゃった卒業生の方々でした。自己紹介からしてキャッチーで、読みに関しても、きっと「他の読み手がこうだから、じゃあ自分はこれでいってみよう」といったような瞬発力や即興力を感じました。オーディションは「相対評価」。この言葉の意味・・・! 自分がどう表現するかということに加え、他と差別化するための選択肢を常にいくつか持っていて、ライバルの読みを聞いた後で、どう表現すべきか、どの技を繰り出すか決めていくような、周囲を見渡せる「余裕」がそこにはありました。すごい、の一言。良きものを見せていただきありがとうございました。

ちなみにこの授業の直後、SNSを通じて声をかけてくださる方がいて、私も人生初めてのオーディションに挑戦しました。事前に読みを録音して参加する形式ではあったものの、せっかくなので学んだことを書いておきます。

(1) おそるおそる始めたSNSの威力。チャンスが一気に広がったような気がする。いつか目黒先生が「SNSは存在証明」とおっしゃっていたけれど、その通りだなと思った。私、ここにいますよー、と何気なく発信するだけでも、見ていてくれる人が、いた!

(2) 最低でもボイスサンプル以上のクオリティーを出せるようにしておくこと。「ボイスサンプルにあった〇〇のような雰囲気でお願いします」とリクエストがきたので、その時の自分のボイスサンプルを完コピしてから録音する、という謎の行為に走る。実力120%のテイクがボイスサンプルなのだが、一度作ったからには自由自在にその表現を取り出せるようにしておきたい。

(3) バーズの存在の大きさ。ベストなものを提出するにあたり、自分の読みに自分でゴーサインを出す難しさを痛感した。日頃、先生方のアドバイスで喜んだり、安心したり、危機感を覚えたりできるありがたみを忘れないこと。独り立ちへの道のり長し。

結局そのオーディションで選ばれることはありませんでしたが、それでもスタートラインに片足だけ立てたような、立てていないような、実り多き機会となりました。深夜に及ぶ録音で、翌日しっかり吹き出物が2つできていて、体調管理の重要性も思い知ったのでした。

ブランディングの授業も残すところあと1回。名残惜しいです。

長すぎるこの文章を最後まで読んでくださったあなたは、とても辛抱強い方ですね。心より感謝申し上げます。

突出した才能がなくても

今期のモードクラスも来週で最後、わたしはバーズのクラスをひと回りしたことになります。永井瑠梨です。

最後にやってきた2週連続ドキュメント回。逸見さんの「ソフトドキュメント」では鏡の前のファッションショーみたいに音とリズムの馴染ませ方に悩み、高川さんの「ハードドキュメント」では役者的アプローチを実践。講師おふたりのナレーションの捉え方の違いが大きなヒントになりました。

日々気持ちの浮き沈みはあったけど、サボらず腐らずバーズに通ってよかった。自分らしい読みって何だろう?🥺💕とか考えても結局わからないので、一生懸命ナレーションに向き合うことに集中した。レッスン後のひとり反省会、議題はいつも「今日は勝負できたのかできなかったのか」だった。節目を迎えて思うことは、また17か条に立ち返る時だなということです。とはいえ今期はまだ1週残ってるし、あと1期通いますので、わたしには伸びしろしかありません❣️

良い加減のいい加減さ

"守"から"破"へ。これまで何度かブログで言及しておりますが、
これが2回目のモードを受講するにあたっての自分の課題であり目標です。

コピーや型、緩急高低強弱といったセオリックな技術を"守"とするならば、
飾ったり作ったりせず自分のナチュラルな読みや、「毒」などによる遊びやメリハリを追求していくのが"破"だと感じています。
そしてその行動が自分の強みにも繋がっていくと。

その点逸見さんの授業は正に"破"に寄った授業と言えます。 
前回はそんな逸見さんの集大成と言えるラストレッスン「ソフトドキュメント」の授業でした。

「ドキュメント」と言うジャンルは必ずしも滑舌良く明確に読めれば良いと言うものでもありません。
映像の力が強いのでナレーションが立ち過ぎると馴染まなくなってしまう事があります。
時にはあえて滑舌を崩す事も一つのやり方だと逸見さんは仰ります。

今期、明確に目標として設定していたためか、比較的前回のモードよりはナチュラルな読みが出来るようになってきたと思います。

そこは認めていただいた上で逸見さんからは、
まだ細かいところを計算している所がある。それらを一旦取っ払ってもっとざっくりやって良い。
余計な頭は使わず今一番ベストな声を出せたらOK!そのくらいの心持ちでいいじゃないかと言うお言葉をいただきました。

確かにナチュラルとはそう言うものです。
目指すは意識的有能よりも無意識的有能!
正に逸見イズムです!

技術だけでなくマインド面でもためになるお言葉でしたm(_ _)m

この二年間逸見さんには自分の一番の課題となる部分を優しく、時には毒っけたっぷりに、楽しく教えていただきました!笑

これからも逸見イズムのマインドを胸にやっていきたいと思います。
逸見さんありがとうございました!

モード久保多聞

藤本隆行先生『情報の多様性』を受講して-Mina

こんにちは。春16期コアのMinaです。
9月に入り、少し暑さが和らぐ日が出てきましたね。
晩夏の日差しにほんのり秋色がさす今の季節が、とても好きです。

今回の授業は、藤本先生のラストレッスン「情報の多様性」
「総合力の底上げ」をテーマに、4つの異なるジャンルの情報原稿を続けて読むというもの。

一つ一つの番組の映像や空気感を想像しながら、リズムや強弱、声色などを整えてナレーションに乗せてみます。

【いただいたフィードバック】
・ニュースなどで、語尾をしっかり切ること
・文頭から文末にかけて徐々に音の高さを下げていく基本を守ること
・スポーツなどの悔しい話題も暗くなりすぎないように意識すること(客観性を保つ)

細部にも細やかに意識を向ける。まだまだ課題です…!
ですが、日頃の練習をこうした場で具体的にフィードバックいただけると、出来ていることや足りないことの整理に繋がるので、非常に有難く感じます。

藤本先生は他にも、現時点のコピー対象や、強み、課題などについてディスカッションしてくださり、自分が強みにしたいものが合っているのか、ピントがずれているのかなども相談に乗ってくださいました。
私は、重低音は強みに出来るかもしれないけれど、スピード感のある読みは特に強みにならないのではということ。長く活躍なさっているプロの方にこうしたことをお聞き出来ることも、バーズの大きな魅力だと改めて思いました。

そして、藤本先生が毎回の授業のフィードバックをメモに残し、生徒一人一人の成長を見守ってくださっていたことにも、心を打たれました。
難しい、悩ましいばかりの練習の日々の中で、頑張りに気づいて貰えるのは、本当に嬉しい。

先生が授業で教えてくださったことや、他の方へのアドバイスも、一つひとつ私の心の引き出しに貯めていきます。

先生のお言葉ではないですが、この先何度も振り返って、映像を魅力的な「ドラマ」に出来るよう、自分を磨き続けていきます。

改めまして、ご指導いただきありがとうございました。

春16期コア Mina

今夜は十五夜ですね

こんにちは!コア&ブランディング受講中の島崎愛弓です。今回はブランディング、8月27日の「サンプルめった斬り」と9月3日の「マネージャー視点」を振り返ります。

畠山さんの「サンプルめった斬り」、タイトルからしてメンタルずたずた瀕死覚悟の授業かと、事前にサンプルを提出してから当日まで生きた心地がしませんでした。しかし授業が始まると、クラスの皆さんのボイスサンプルが楽しくて、ついクスッと笑ってしまったり、こういった発想もあるのかと勉強になったり。そして何よりも全てのサンプルを聞き、細かく評価してくださる畠山さんの愛に感激し、恐怖心は無くなりました。とはいえ、人間ですもの、自分の評価が気になるところ。評価ついては、コンセプトを絞った点は良いが読みが普通になってしまったこと、作った声が多くもう少し地声の部分が欲しかったなどのお話を頂きました。ダメ出しだけでなく、今後についてのアドバイスもくださる畠山さん、まさに愛です。ご指摘を糧に精進いたします。

そして迎えた翌週の「マネージャー視点」。お昼のワイドショーのオーディションを想定した授業です。義村学長、狩野社長、武信さん、畠山さん、4人が並んだ前で原稿を読む。そりゃもう緊張します。授業の流れとしては、それぞれ自己PRと原稿の中から2種類選んで読み、マネージャー陣だけでなく私達生徒からも投票を行ってそれを発表するというものでした。票が多く集まった方は安定感もあって流石だなと聴き入った一方、授業の録音を後から聞き返すと、自分の読みは技術力はもとより、何とも中途半端な読みだなと愕然としました。アナウンサーの仕事をしていると話した後に、報道を読んで、その後にバラエティ系なら、そこはもっと跳ねた読みをした方が良いというお話を武信さんからいただき、オーディションではオンエアよりもっともっと尖って読まないといけないなと実感しました。他の講師陣の皆様からもボイスサンプルやオーディションについてのお話で普段から言われてきたことですが、いざとなると小さく纏まってしまうものなので、より意識していこうと改めて思いました。今期の授業も今日を入れて残り2週!ラストまで沢山のことを吸収したいと思います!

自分の多様性

「起承転結意識してる?」なんか最近お前ダレてね?と友達に言う感じで言ってくる藤本さんが好きです。推します。コアの岡田昌也です。

今回いただいた原稿、ニューススポーツ緊迫報道食バラエティーと、多種多様な種類。情報のフルコースでした。
自分は「情報」というひとくくりで捉えていましたので、各種どう料理したらいいかわかってません。
特にスポーツの読みがノータッチすぎて、とりあえず元気に読んでもうまくはまる訳もなく。見ず知らずの食材、とりあえず煮とく?みたいなものしか出ませんでした。
意識していたコピーのお披露目せず、不完全燃焼。消し炭になりたかった。

各原稿はおよそ 四段落程。起承転結盛り込むのにちょうどよい。情報のフルコースを料理できるシェフになります。
おれはこう読む!!自分のドラマのを作り上げたいです。
ふじさーん(宣伝)ありがとうございました!!