「選択肢を狭めるために新しい知識を学ぶ」

秋16期モードの勝田香子(かつたきょうこ)です。

大江戸よし々先生3回目の授業。
大江戸さんは毎回レッスン前に厳しめコメントで喝を入れてくれます。
今回はその中に「選択肢を狭めるために新しい知識を学ぶ」という言葉がありました。
モード後半戦の今、めちゃくちゃ納得。
授業でたまに出てくる厳しい言葉はまさに愛のムチ!
それぞれの声質、表現、さらに頑張りまで含めた個別アドバイスをくださいます。

モードの授業が始まってすぐの10月中頃、
私の小さな小さな枠をガッシャーンと壊してくれたのが大江戸先生。
その後の他の講師の授業でも全然ダメだぁ、の連続。
正直、「どうしましょう」って感じでした。
そんな中、大江戸さんが、「最低でも毎日2hは練習」とおっしゃっていたことがずっと頭にありました。
そしてもう一つ、大江戸さん授業の初回に、「(その表現では)向き合えない」と言ってもらったおかげで、
自分がやってなかったことをやってみました。
気づかずに「できない」「私には違う」って決めていたようです。
自分の限界を決めるなっ!
それをとっぱらうと練習が楽しくなってきました。
その過程で他の講師の方に「違う」と言われることもあり、おかげで修正しながら続けてこれたのだと振り返ってみて思います。
実際には、2h練習できない日もあった(朝から晩まで出かけているときとか)ので、じゃあそんな日はどうするか、ということも試しながら続けています。
モード終盤、自分でどう練習するか、自分をどう更新し続けるかが、やっとわかり始めました。
これからです。
今はとにかくできないって決めずに挑戦しながら、まだ見ぬ「自分のここ!」を見つけて研ぎ澄ましていきます。

さて、余談ですが…一生懸命自分と向き合っているスクール生はきっと落ち込むことは一度や二度ではないと思います。
私は最近、決めたことがあります。
「バーズの帰り、もし落ち込むなら乃木坂駅まで」
乃木坂駅に降りる階段と改札に向かう直線で(履いてたらヒールのコツコツ音を聞きながら)復活し、改札に入るときには再びやる気に満ちている、家に持って帰らない。
もちろん、もっと早く処理できるならそれはそれでOK♪

おしりであそぼ

水曜コアの梅田愛子です。2/1(水)は堀場先生の「語尾特化」の授業でした。4種類の語尾表現を教えていただき、あらかじめ指定された箇所を指定された語尾表現で読むというものです。1期目のコアでは、指定箇所を指定通りにただ読んでいるだけという感じで、操り人形のようなぎこちなさ満載でしたが、4期目である今回は、当時のぎこちなさはだいぶ消えた感覚がありました。4種類の語尾が使われているナレーションをいろいろ聞くうちに、「その語尾ってこういう風にやるのか」と実感できていったからかもしれません。とは言え、堀場先生からは、今のままでは派手さ・インパクトが足りないというコメントをいただきました。また、明るい読みを獲得することが私の今期の課題なのですが、それもまだまだ。自分の中では明るい読みだとしても、絶対的に明るい読みができるナレーターさんには叶わない、と。そんな中、つい先日、明るい読みを目指して昨年末に作成したボイスサンプルをアフターバーズで聞いていただいたのですが、堀場先生が下さったアドバイスとドンピシャに沿う展開で、今後の課題が浮き彫りになりました。つまり、本来の自分の武器を磨き上げることが一番大事であって、不得手な分野については及第点を目指すということ。そして、磨いた武器が映えるように、ドラマ性とインパクトを盛り込むこと。これが、今回の授業と先日のアフターバーズを踏まえての学びです。理想の読みを求めてぐるぐる回りながら、ここでもう一度足元に目をやる必要がありそうです。次のボイスサンプルに向けて、「一発目で魅せる読み」を模索します。堀場先生、ありがとうございました! サンプルを聞いてくださった先生方、マネージャーさん、受講生の皆様、ありがとうございました!

お嬢、【プロデューサー視点】と【声を活かす表現】を受講

これ内緒なんですけど、顎にヒアルロン酸を入れてみました。半額でした!お嬢こと前田幸です。ごきげんよう。

さて、今回のブランディングの講師は畠山さん
「プロデューサー視点」の授業です。

プロデューサーとして番組の企画〜キャスティングをする(大雑把に言えば)という授業
番組制作体験ができたようで楽しくもあり、上司という存在がいる人の複雑な心境をちょっぴり理解して尊敬の念が深まるばかりでした。

そして、やっぱりキャスティングの際にネームバリューってとっても大切で、そこと戦っていかなければなのだな!と改めて感じる良い機会に。

今までもそれを言われることはいっぱいあったし、わかってるつもりではいたけれども「なるほどこういう経緯でこうなるのか!」と納得。

学び多きひと時となりました!

そしてブランディングの後はモードの授業「声を活かす表現」
講師は今期最終コマの大江戸さんです。

次回ぜったいにガッカリさせたくないと最初の授業で思ったお嬢、実はもらったアドバイスをずっとスマホのホーム画面に設定していました。

これがとても効果がありましてね、ふとした瞬間に目に入るので絶対忘れない!笑
上手にできなくて不甲斐なさを感じたあの時の気持ちまで思い出すので、うっかり練習を忘れてしまう人に本当におすすめです。

そしてやり続けたら、大江戸さんがよく仰る「言われたことを全力でやれ」が自然と身につきました。

あと大江戸さんがおすすめしてくれた経済新聞をナレーションで読む訓練を経て
「ぜんっぜん漢字読めねぇ…」って事もわかりました。

(やってくうちに読めるようになりました成長!)

続けていきます、ありがとうございました!

ちなみに次期はモードに進もうとしているそこのあなた!
大江戸さんはご自身がナレーションを担当した番組のことも質問したらめちゃくちゃちゃんと答えてくれるので遠慮せずにバシバシ聞いちゃえ!

(お嬢は年末特番で気になった事があったから聞いたらすんごく参考になった!怖くないよ!)

今期も終盤、花粉のせいでしょっちゅう鼻血が出ちゃうけど、負けずに乗り切ります!

以上、お嬢こと前田幸でした。

私の処方箋

水曜コアの中島あずさです。

2月15日の墨屋先生の授業はNHKメソッドでした。

課題原稿の中には重要そうな言葉や数字がたくさんあり、無意識のうちに言葉をたててしまいそれはそれはくどい読みになってしまいました。

「聞く相手にはニュースの中身だけ伝わるように」

先生の言葉が胸にグサッと刺さります(あ、良い意味です)
今の私の読みでは何が重要かも伝わらないなと感じました。

そこから土曜日に墨屋先生のボイトレへ!!
授業と同じ原稿を使い、読みのクセを見ていただきみっちり特訓していただきました。

私は特に助詞が下がってしまうので原稿に工夫をしたり、秘技「赤いみみ」を使って何度も何度も読み直すことを繰り返したりなど私の今の状態に合わせた読みの処方箋をいただきました。

今は処方箋だらけの中島ですが、もう処方箋はいらないねと言われるように家でしっかり特訓したいと思います!

15 February, 2023 14:14

梅の花が咲き始め、春の足音も近づく折、皆様いかがお過ごしでしょうか。水曜コアクラスの長谷美希です。

今回は、先日受講した墨屋先生のボイトレレッスンについて振り返るべく筆を取らせていただきました。

「古い処方箋を抱えたままになっていない?」

聞かれてハッとしたこの言葉。

以前より、ダメ出しやアドバイスをいつ・どこで・誰が言ったのか、しっかりと記憶に刻まれる傾向にあるなと感じていました。

しかしそれは状態が継続していれば常備薬となるかもしれませんが、改善やアップデートされれば更新して、古い処方箋として破棄されて然るべきものです。

「今まで言われたことすべてに注意を払いつつ文章を読もうとして雁字搦めになっているのでは?」と言われ、他の先生からも『鍵のかかったような表現をしている』と指摘されたことを思い出しました。

体を楽器と考えれば、チューニングされた声帯に空気を通せば声となって発されるという、シンプルな構造のはずです。

『あの人みたいに読みたい』『こんな表現を織り交ぜて読もう』その気持ちが前面に出て自分のベースとなる良い音を掴めていないと、画面の向こう側の関心を引く以前に、上っ面をなぞるだけの表現になってしまうと気付かされたレッスンでした。

楽器演奏でも、武術でも、気持ちのコントロールにも大切な、息・呼吸。

聴き心地が良く耳に残る声には、読み手の余裕やリラックスが関わってくるのではないでしょうか。

まずは息の流れをナチュラルな状態に整えることが大切なのだと改めて感じました。

秋16期も残すところ約1ヶ月。

気の急くこともあるかもしれませんが、まずは肩の力を抜いて、深呼吸して臨みたいと思います!

「形をきれいに整えることより大事なこと」

秋16期モードの勝田香子(かつたきょうこ)です。

あおい洋一郎先生3回目の授業。
いつもおっしゃるのが、「常に本質を見失わない」ということです。
たとえば、プロだからもちろん、決められた尺の中にナレーションがおさまった方がいい、
その前にまずはいいナレーション、人に伝わる気持ちのいいナレーションをする。
今、いろんな方向からいろんなことを教わっている生徒への言葉です。

・生きた言葉になっているか
・嘘にならない
・その人の中から出てきた言葉のようにイキイキしゃべる
これは、ナレーターに限らず歌手や役者など、表現者すべてに言えることだとおっしゃっていました。
そして成長のために[素敵な違和感に出会う]。
①外部からの違和感に触れる、
↑ まずは徹底的にTOPプロを聞く。自分との差を感じる。
②自分の違和感(さすがにこれはやりすぎでしょう)→やり過ぎと思ったくらいがちょうどいい、むしろ足りない

また、自分の録音したものを、時間をあけて聞いてみるようにも言われました。
試しにおそるおそる、あおいさんのモード最初の授業の自分の読みを聞いてみると…
つまらない。あおいさんの初回だからと、頑張って一生懸命「読んでる」。
形をきれいに整えることではない、と4か月後にもう一度入ってきました。
経験しながら成長する。毎日脱皮!

ワンぱーんち

水曜コアの梅田愛子です。1/28(土)は四本木先生の「楽しく情報」の授業でした。1期目にはなかった授業なので、いつもに増して新鮮な気持ちでいざ! 情報バラエティの原稿を読みました。良かった点としては、情景が浮かぶように、映像を意識して読めていたこと。改善点としては、リズムや息の量にも変化をつけて、聞き手を飽きさせない工夫をすること。前者については、コピーの授業やモードクラス、そして動画部の皆さんが作ってくださる映像で練習した成果だと思います。ありがとうございます! 動画部の映像を使わせていただくときは、空の映像に合わせてまず自力で読んでからお手本を聞くようにしています。その時、長い(あるいは短い)尺に入る言葉がどんなスピードでどんな立て方で読まれているのかや、映像の切れ目と言葉の切れ目が合うように自然に読めているかといったことについて、自分の読みとの違いを発見してから、お手本を聞き込むという方法が好きでやっています。アウトプットし失敗から学ぶというのは、受験勉強もナレーションも同じですね。毎回の授業でもそうですが、自分で原稿を読んだ後に、講師の先生方の読みを聞くと、「そういう方向性があるのか!」という発見に満ちています。実践→失敗→発見と感動、の繰り返しがやっぱり重要! さて話を戻して、後者の改善点についてです。四本木先生からいただいたアドバイスは、リズムや息の量に変化をつけること、でした。これがいいかな、と思い込むとつい一定のリズムが繰り返されるように読みがち。しかし、それが「クセ」でなく「個性」と思われるように、なるべく複雑な変化をつけることが重要とのことでした。肝に銘じます! 授業全体を通して、四本木先生ならではの、あとキュートな語尾表現を間近で聞くことができて、幸せな気持ちで満たされました。授業でワンパンマンの話をされていましたが、四本木先生のしっかり芯のあるキュルルン系語尾表現は、まさに必殺の一撃です。真似したい。

その後アフターバーズでは、先生や他の受講生から「冒険心」の大切さについても学ばせていただきました。果敢に挑む毎日でありたい。四本木先生、ありがとうございました!