コピーと毒と、時々、VO

平熱が37度を超えることもあるぐらいのぽかぽか体質、土曜コアの近藤真央です。街中の体温測定カメラにひっかからないかドッキドキ。

今回はよしい先生の報道レッスン。毛色の違う原稿が2種類準備されました。

まずは、緊迫感のあるNAとVOも加わった原稿。コアのレッスンでは初VOです。コツはNAとVOの“変わってる感”を出していくこと。速度や高低、地域性を汲み取って語尾を強めにしたり、しゃくって読んでみたり。VOは現場にいるナレーターに求められることも多い、とのことなので手に入れたい技術。

ふたつ目はほんわかアットホーム系。先生からは、明るく楽しく読むだけではなく何か「毒」がほしいとのアドバイス。その中で自分なりに思い切ってやってみた「艶っぽさ・マダム感」は今後、読みとして成立したらおもしろいかも?をいただいたのでチャレンジしていきます。

話が逸れますが、今回、みんなの発表を聞いていてハッとしたことが。

「あれ?私、映像を意識できていた?」

そう。読むことに意識を向けすぎてしまって、映像にのせる読みであることをすっかり忘れていたんです。レッスンで映像は流れていませんでしたが、人の読みを聞くと、頭の中で映像が流れるんです。

私はどうだろう?と考えて自分の読みを聞いてみると…自分よがりの読みで、興味も何もひかれない、何も伝わってこない、映像もイメージできない。チーン。

滑舌や声の響きはもちろんですが、早くコピーを体に染み込ませないと。基本ができていないと毒も際だちませんよね。。

よしい先生、今回もありがとうございました!以上、近藤真央でした!

「君はアイドル(トップナレーター)になる準備はできて いるのか?!」

ファイナルオーディションあたりから、J.Y.Park氏が学長に見えている、土曜コア宇都美樹子(うとみきこ)です。一緒に縄跳びダンスしてくれる方、募集中!! 名言がナレーター修業中の私にもズボズボ刺さるので、あれ?学長に見えてきたぞ…。昨日学長自らJYPの名言をコピーなさっていたので許可いただいたということで…笑

今回はよしい先生の授業。
緊迫感のある原稿と楽しい雰囲気の原稿の読み分け。
見本の音源がない原稿を読むので、こういう時こそコピーした型が生きてくると思うのですが、まんま宇都美樹子風に読んでいました。
「もっと叫んでみようか♡」とよしい先生からアドバイスをいただき、試してみたところ…おお!叫んだら勝手に緩急ができてる!本当にわかることが少しずつでお恥ずかしい限りです…

楽しい雰囲気の原稿は、誰もが明るく元気に読みがちだけど、ナレーターが呼ばれたからには違う引き出しで「毒」を出すから面白くなる、だからこそ引きつけられるんですよね。土曜コアの生徒さんはオリジナルの「毒」をいろいろと見せてくれるので勉強になります!
また、今回初めてVOを読みました。前後のナレーションとの差。内容によってはちょっと遊んでみるのもあり、とのことで、これからはナレーション中のVOにもさらに注目してテレビを見なければ…!

よしい先生のお手製マスクがお洋服のコーディネートに合わせてあって、とっても素敵でした♪キラッとひかるコーディネートを私も日々心掛けたいです。

「自分自身と戦って、毎日自分に勝てる人が夢を叶えられます」JYP名言集より

宇都美樹子(うとみきこ)でした!

「V・O 2020夏~抑えることに慣れすぎて~」

こんにちは、声ナレクラス、小津ミワです(^^)。今回は兼田先生の「抑えたVO」…のはずだったのですが。事前にレッスンを見学された際に、抑え気味のVOにはそこそこ慣れていると感じたので、抑えないVOのレッスンに変更することに。そして、兼田先生の読みは大当たり、私は抑えることに慣れすぎていたと痛感したのでした…。

課題は兼田さんご担当のご存知「アメ知る」の映像で、デモの最中に大声を出したり強く自分の意見を主張したりするシーン。1回目は、報道のVOよりは大き目の表現にしてみたのですが、それでは全然物足りない感じに…。感情的になりすぎるのはダメだけど、言いたいことが伝わらない方がもっとダメとのご指摘。特にこういうデモのシーンは抑えた表現だと映像とかけ離れてしまい、嘘っぽかったり素人臭くなってしまいます。

2回目では、最初に比べてかなりオーバーに、声も抑えず出してみたところ、それでやっと映像に負けないくらいになりました。今までは感情アプローチの方が馴染みがあると思っていたのと、セリフも感情が入りやすいものだったのに、自分が抑え気味にしゃべることが習慣になっていたんだと思いました…。セリフをしゃべって体温が上がる感じが久しぶりでした(笑)。あと、こういうシーンではちょっと息を混ぜることで動きや生活感が出るとのヒントも。報道などでは妙な息混じりのセリフが聞こえてくると気持ち悪い気がしますが、映像によってフィットする表現が違うんだなと思いました。

アテレコと違って映像が整理されていないので、しゃべりだしのタイミングも意外と曖昧で、兼田さん曰く、大体合っていればいいそうですが…、大体合わせること自体が技術なんですね><;狭川さんのレッスンでも感じたことですが、やはり瞬発力が求められるんだなと思いました。緩急高低はもちろん、鼻をつまんだり体勢を変えたり物理的な変化によって声を変えて表現したり、たった一言だけでよかったりもするのでとにかく声を変えてしゃべる。

現場で求められるのはほとんど中年以上なので、VOには「老けの強化」が必須とのこと。抑えることに慣れすぎず、映像に合った表現で瞬間的に打ち返せるようになりたい!あとは、兼田さんの実際の現場のお話を聞いて、VOはリアルに何でも屋さんだということもわかりました。冷蔵庫の上にマイクを立ててしゃべるお話、面白かったです(笑)。兼田さん、ありがとうございました!

ナレーションに潜む、萌えを拾う

おはようございます。土曜コアの近藤真央です。今年もベランダでカメムシたちと闘う季節が近づいてきました。準備は万端。勝つんだ。

今回は藤本さんの「バラエティのコピーチェック」でした。
課題は山上さんレッスンと同じ、小坂さんのコピーだったのですが…不思議なもので、久しぶりに小坂さんのナレーションを聞くと、以前よりも聞こえる音が増えてるんです!あれ、ここってこんな音だった?思ったよりはねてる?などなど。
新しい能力に目覚めたのか私!無双!ヒャッハー!と思いましたが、なんのこっちゃない、藤本さんがレッスンで説明してくださいました。コピーをやって少し休んでまたやってみることで新たな発見に繋がるよ、とのこと。
自分自身としては、小坂さんのコピーを休む→別の方のコピーを練習する→また小坂さんに戻る、としていたため比較対象ができ、より音の高低や細部の調子に気付けるようになったこともプラスになっているではないかとの考察です。
ですがまだまだ聞き取れていない、表現できていない部分も。散りばめられた萌えポイントを拾い切れていなかったり、段落で区切って途中から始めると、テンションが落ちてしまっていたり。。どんな状況でもビシッと決められる喋りを身につけなくては!

私のコピーについては、緩急はまずまず、型っぽくなってきているとのこと。心の中で思わずガッツポーズ。だがしかし「型」として見えてしまっており、立てようとするところが伝わってしまう。なだらかにできるようにしよう、とアドバイスいただきました。

あーやることいっぱい!でも楽しい!学ぶことが目的にならないようゴール見据えて日々練習!
藤本さん、ありがとうございました!次回の型のレッスンも楽しみです。またよろしくお願いします!

構成を考え、深読みしまくる!

こんにちはあるいはこんばんは。
最近模索ってずっと言ってる気がする…
モードクラス瀬川です。

1周遅れでヒューマンドキュメントの振り返りです。
原稿はスポーツドキュメント。
ただのドキュメンタリーというと、俳優さんがやっている感じだったり、ウィスパーっぽいイメージもあったのですが、題材がスポーツということもあり、煽りのドキュメントでした。

映像を見て原稿を読むのですが、映像を見てやることは沢山あります。
映像からタイミングやタイムを見ること、音、テロップ、画がわり等。
それをもとに構成を考え、映像の中に自分なりにドラマを作り、ディレクションする。
映像を見て深読みして、ドラマを作る。
それをその場で。難しいー!!
正直タイムを見るまでで精一杯で、構成はかなり曖昧に始めてしまいました。

ドラマを作るには想像すること。曖昧なまま始めない、何か感じること。なくても絞り出すこと。深読みしまくる。

見つけた、というナレーションで、映像の中の人の顔も見つけた顔なんだよ、初めから知ってた読み方しちゃダメなんだよとおっしゃっていて、わーすごい、全然気がつかなかった…!と感動しました。 そして2度同じことを言う部分。なぜ同じことを2回言うのか。同じ文章を同じ様に読む意味はない…確かにー!と納得。

授業では明確な構成やドラマなく始めてしまい、あとで聞いた自分の声は随分と平坦で、全く声が聞こえない!!普通に喋ったつもりがなぜかウィスパーに…普段喋っている時の方が声が大きい! TVの前の人に聞いてもらおうという読みでもなく、まずは声出すところからだなぁと反省しきりでした。

最近出来ないことを反省したり、模索したりしてばかりですが、いろんな講師の方がこんなこと考えて読んでいるんだ!が沢山わかって、なるほど!や納得!もたくさんで楽しくもあります。

ありがとうございました。

モードクラス 瀬川

もっと熱く!熱くなれ!

コストコの椎茸スナックにハマっている
土曜コアの宇都美樹子(うとみきこ)です。

藤本先生のコピーの授業。マスクをしていても読まれてしまった、今日もコピーかぁ…っていう私の表情。

とは言え、練習したので意気込んで読んでみたのですが、緩急高低強弱以前に「熱量が足りない!!」
さらに「表情が一定」「小坂さんそんな語尾の使い方してる?」「次の映像を考えてない」…
はい、撃たれ、沈みました。。。

自分ではそこそこ張り切って読んでいるつもりで、
表情も変えているつもりで、小坂さんの語尾真似してるつもり…だけど、全然伝わらない。。。

すると、藤本先生が「ナレーターってさらっと読んでいるように聞こえるかもしれないけど、俺たち結構がんばってるんだよね〜」と。汗だくで読む人もいるし、手を大きく動かして表情を出す人もいると。

想像力豊かに、求められている熱量や表情で伝えられたら、それはそれは楽しいんだろうなと想像してみた。宇都よ!熱をもとう!ナレーターの熱量を!!

課題を持ってコピー対象者を選ぶ!
期限を決めて取り組む!
完コピを目指す!
聞いてもらう!

やること満載、宇都美樹子(うとみきこ)でした!

緩急は…いいんだけどね

土曜コア都筑です。

前回は、藤本先生のコピーチェックでした!
山上先生のコピー以来、小坂さんのナレーションコピーをあまりしておらず、約1ヶ月ぶりくらいに聞き直してみると、当時感じていたものとは違うものを感じました。

毎日同じコピーをあえてしないことで、
新しい発見もあるものなんだなあと思っています。

藤本先生には、緩急はいいんだけどねーーー!!!!と何度も言われました。。ふむふむ緩急は。

コピーに必要なのは、緩急高低強弱だけではなく、コピー対象者の表情や口の動き、声の響かせ方を意識しなければいけないとのこと。

帰りの電車でレッスンの音を聞いてみると、藤本先生のおっしゃっていることがわかった気がしました。
たしかに緩急はいいけど、表情が伝わっていない読みをしていました!

私はナレーションブースでは緊張しないのですが、みんなの前で喋るのはなぜか緊張してしまいます。。。
でも緊張ってベクトルが自分に向いてるからしてしまうのかなあとも最近考えているので、うまく聞かせよう、コピーや成果を見せてやろうと思うのではなく、コピー対象者の気持ちや考えを想像しながらやっていきたいです。
それが、藤本先生の「ナレーターは余裕が求められる」に繋がるのではないかとレッスン後にいろいろ考えました。

自分のナレーションの現在地を知るには、とにかく自分の声をいやでも聞いて向き合わなければなりません。
それが成長につながることを信じて…。

毎回新しい発見があり、それらを咀嚼しているうちに1週間が過ぎるのでとても充実しています。

藤本先生、ありがとうございました!。