30℃超え日が続いたりセミが鳴き始めたりと本格的に夏の雰囲気が出てきましたね。
家では常に快適さと節電のせめぎ合いをしている久保多聞です(^^;
今回振り返るのは狭川尚紀さんの「VO(ボイスオーバー)役幅」のレッスン。
今期2回目のモードを受けるにあたって是非とももう一度受けたいと思っていた授業です。
去年は1人で10役以上の人物を演じることもあると言う事実にただただ驚いておりましたが、
後々ボイスオーバーの仕事を頂き、実際にそれに近い人数を担当する事になりました。
その時この狭川さんの授業を復習することが大変役に立ったからです。
狭川さん流のVOの一番のポイントは「役の引き出し」を作っておくこと。
現場では映像も原稿もほぼ初見になることが多く、そこからキャラクターを作っていくと時間が足りなくなってしまいます。
そこで年齢感や声のトーンなどを組み合わせ、数種類の役柄を予めストックする事よって現場で瞬時に対応出来るようになるのです。
そしてその練度を高める事がとにかく重要であると。
これが「ナレーション」とはまた違った方向で非常にスキルフルなのです。
今回改めて勉強になったのは映像の人物に左右され過ぎないこと。
年齢感を把握したら後は瞬時に自分のストックからキャラクターをはめ込んでいく思い切りの良さが現場では大事になります。
スキルを高めるための地道な練習と現場での思い切りの良さ。
正に心技を含めたVOのメソッドを贅沢に教えてくださいました。
狭川さんありがとうございました!
モード久保多聞