ウィスパーのポイント

ドキュメンタリーですぐ泣いちゃう。神林拓真です。
トレンドの表現セミナー、今回は桑原礼佳さんによる「ウィスパーの変化の付け方」
2つのドキュメンタリーの映像を最初に見て内容や雰囲気を把握し一つを選び読むというもの。
桑原さんがポイントしてあげたのは4つ「映像をとにかくよく見る」。ウィスパーを使う機会の多いドキュメンタリーでは事前に素材を渡されることも多いとのことですが、そこで読み方を準備しすぎず映像、BGMの雰囲気を掴むに留め、当日のディレクションに合わせるくらいの余白を持った方がいいとのこと。「番組構成を考える」。スポーツものなどは1時間まるっと自分が喋るわけでなくスタジオに振る場合も多いため気負い過ぎないくらいで良い。逆に密着ドキュメンタリーなどは苦悩から浮上していく構成が多いためそこに行くまでの筋道を考えるのも大事。そして「ストレートの練習」説明パートやシンプルになにかを伝えるにはやはりストレートの技術が大切です。最後に「ウィスパーにこだわり過ぎない」ウィスパーは要所で使えれば良い、まずは素直に声を出すことを意識した方がよいとのことでした。

個人的にはウィスパーやドキュメンタリーが苦手なのでウィスパーにこだわり過ぎないと最初に言ってもらえたことでかなりリラックスできました。
また、高校野球の題材を読んだのですが学長曰く「高校野球はキュンとしてる読み一択」とのこと。僕のような30過ぎの男が高校球児にきゅんとするつもりで読んだら見事にウィスパーでもなんでもないものになりましたが女性は意識してみてはいかがでしょう。ストレート読みの基本を押さえつつ語尾の音を下げ切らずウィスパーにすることでニュアンスを作るというテクニックも非常に参考になりました。
ウィスパーへの苦手意識が薄れて色々使いどころを試したいと思う学び多いレッスンでした!

応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。