米を「つや姫」に変えたら、もう元のクソ安い米には戻れなくなってしまいました。美味しい炭水化物は正義ですね。秋15モードのタネダです。
2/16に、不届な輩は許せない正義のカメレオンナレーター、大江戸さんの『緩急』を受講しました。
(特番をみていて「このナレーターの方、凄いな」と録画して、エンドロール見たら大江戸さんだった事が既に3回あります。)
大江戸さんのレッスンでは、努力すれば誰もが身につけられる範囲のモノとして、バラエティーナレーションの様々な「ワザ」を3回のレッスンに渡って仕込んで頂きました。そして今期ラストである今回は、今後に向けた、シビアであっても前向きな『提案』も頂くことができました。
大江戸さんはレッスンにおいて、兎に角生徒のプレーを「褒める」方です。人間は本当に単純なもので、褒められると嬉しいな、楽しいな、となります。ナレーションって、楽しいものなんだな、もっと頑張ってみよう!もっとチャレンジもしてみよう!、と。(褒められた部分を素直に受け入れる事も大切、と仰っておりました。)バラエティーナレーションに苦手意識がありましたが、楽しく学び、初歩の「ワザ」を身につける事が出来たと思います。
自分は今回「キチッとしたスーツを着込んだようなナレーションだった」と評価を頂きました。良い声でかっちりと読めている、と。しかし、チャレンジは見られるものの、自分のキャラクター崩壊寸前、或いは崩壊しちゃってるような表現が、もっとあっても良いのではないか、と。今後の『提案』として、そういう「毒」をどう取り入れて行くかが大切であるとコメントを頂戴しました。
普段、自分がフードデリバリーの仕事を自転車で行う際、台東区の辺りを走行していると、地元のジジ…年配の自転車ドライバーの方々が自由自在に、縦横無尽に歩道から車道へ、車道から歩道へと「ダイアゴナルラン(≒ななめ走り)」を次々と繰り出してきたり、道の真ん中で突然ターンを決めて来たりして非常に危険なのですが、こまめなブレーキングやチェンジオブペース、「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」をする等、培ってきた走行スキルで捌いて荷物を目的地に届けています。
偉い人や原稿書く人や絵を撮ってきた人、ディレクションする人や収録する人、スタジオの出演者等、人々の様々な思惑が入り乱れる戦場、ナレーションの現場においては、もっともっと計り知れない想定外の事態が、次々に待っている事でしょう。(魔法のスマホを持ってしてもどういうアクセントで読んだら良いか皆目検討がつかない謎の外来固有名詞をナレーター責任で読まなきゃならなかったりとか、生放送のナレーションの途中で有名芸能人の方が「ん?」って顔をしたワイプをチラ見してしまい、動揺マックスのままそれでも最後まで読み続けなければならないとか)
例え予期せぬ事態に動揺があってもプレーヤーが拠り所に出来るもの、それはやはり普段から準備して培っているスキル、なのだと思います。
戦場を生き残るための『武器』を、大江戸さんは与えて下さいました。武器を磨き続けてスキルを上げて、戦いに臨んで行きたいと思います。大江戸さん、有難う御座いました。