自分が見てない時に限って金メダルでした、神林拓真です。
トレンドの表現セミナー、今回は四本木典子さんによる「華のある情報」
10年ぶりにバーズに教えに来ていただいた四本木さんの大変貴重なレッスンです。
ヒルナンデスでおなじみの華やかで楽しくなるナレーションを学ぶべく、「四本木さんが原稿を読み、その後同じようにマネして読んでみる」というさながら英会話教室のリピートアフターミー形式のレッスン。
バーズでコアから学ぶのは音程からリズムから全く同じように行い生理を掴む「コピー」ですが、四本木さんが今回仰っていたのは「イミテーション」。コピーまでは至らずともその抑揚や雰囲気、読んでいる時の楽しげな気持ちを寄せていくといった感じです。
完コピでなければ通常より楽なのでは?と思いがちですがところがどっこい、四本木さんが普段やっているプレイがナチュラルに高度な技術の連発、更に毎回ご本人がそっちの方が楽しいからと同じセンテンスでも微妙に抑揚やリズムを変えてくるので耳と喉が軽くバグります。
四本木さんの読みは地声とファルセットを行ったり来たりして抑揚をつけることで盛り上げ、特に語尾をファルセットかウィスパーにするのがポイントとのこと。シンプルなだけに奥深く、そしてパターンが無数にあるのでどこからでも繋げられるコンボのようでした。これ自由に操れるようになったら楽しいだろうなあ!!
「ここで!」という煽りの「で」だけファルセットだったり、1ワードの中で地声とファルセットが入り混じるのが相当難しいのですが、日常からそういう風に喋ってるからできたと仰る四本木さん。
レッスン中「やだぁ!」や「かわいい!」と何気なくリアクションした際の「だ」や「か」だけファルセットだったのが圧倒的説得力でした。
普段喋りでは使う機会が少ないファルセットの多用は男性には少しハードだったかもと仰っていましたが、その抑揚の付け方やアプローチの仕方は新鮮でもっと研究してみたいと思い、また四本木さんご自身の人間性も明るく華やかでとても笑い溢れるためになるレッスンでした!
応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。