“発声滑舌お助け隊” 〜たすけてドラえもーん!〜松田 佑貴 先生

どうも、どうも、“いまモフ”こと“Lemon”です。唐突ですが、好きな漫画の一つに「さようなら、ドラえもん」があります。

近いうちに未来に帰らないといけないドラえもん。いつも通りジャイアンから逃げ帰ったのび太に放った言葉が、“一人でできない喧嘩ならするな!”

なんやかんやで、のび太はジャイアンと喧嘩をすることに。

“僕だけの力で、きみにかたないと……。ドラえもんが安心して……、帰れないんだ!”

ジャイアンにボコボコにされながらも、のび太が自分の力で粘り勝ちする。

ドラえもんの道具(=先生の素晴らしいレッスン)で発声・滑舌は良くなるんだが、結局のび太(=私)は自らを律しないと成長しないんだよね。

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受講日:4/23(水) 先生:松田祐樹 先生

テーマ:発声と滑舌

レッスンの内容:

“発声の良い人は滑舌も良い、滑舌悪い人は発声も悪い”

→必要のないところに力が入って滑舌が悪くなっている。いらない緊張をとって必要なところの筋肉をつける。

■声の4要素

・高さ(高い・低い)

高さの幅が大きいとダイナミックに聞こえる

・長さ(長い・短い)

基本は常に同じ速度で話すのが日本語の特徴。一文字に一拍のモーラ。

・強さ(強い・弱い)

弾き音や破裂音・「か」や「た」は強くなりやすい、母音はハッキリした音になりにくい

・音色

太い/細い、ハスキー、渋いなど変わってしまう。

■発生の仕組み

◎反響の仕方によって声が変わる。反響をどう作り出すかがポイント。

100Hz(男性)、200Hz(女性)、1000Hz(ソプラノ歌手)

英語の方が声が低くなる。特にアメリカ英語はRの巻き舌で低くなりやすい。

■共鳴

鼻(前後)、喉(寝起きの声みたいな)

日本人、特に女性は頭で響きやすい。男性は喉の響きが多く頭の響きが少ない傾向にある。

■母音と子音

子音(ノイズ)

母音(あ・い・う・え・お)音ができる場所が違う

(あ↓・い↑・う↑・え↓・お↓)

「お」が低くなってコントロールができないと「しゃくり(下から⤴️)」癖読みになる。

「しゃくり」は、表現上やってもOK。だが、意図してやること。無意識はNG

■二重母音と母音連続

特に「い」が流れやすい

Ex,会議 ○か・い・ぎ ×かぃぎ 

この他にも、流れやすい子音を詳しく教えていただきました。

■特殊音の撥音

促音「っ」、長音「ー」、撥音「ん」の発声の仕方について

■んの発音

新宿 Shinjuku

新橋 Shimbashi

明治神宮前 ng

■滑舌の練習

舌の筋肉を鍛える方法

・ティッシュを使った滑舌練習など

■母音と子音の明瞭さ

母音の明瞭さを作る練習法

子音の練習法

最終的な目標地点

声を頭の響きではなく、喉の響きを

一文字ずつハッキリ、一拍リズムよく

【発見と学び】

期間が空いてからの復習となりましたが、ボイスサンプルを作る上で滑舌&発声の必要性をヒシヒシと感じる今日この頃。リズム良く喋りたいのに、口が回らないと元も子もない。

“助けてドラえも〜ん”ではなく、“僕だけの力で、弱い自分に勝たないと……。未来の視聴者が安心して……、ナレーションを聞けないんだ!”だな。


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