報道のトレンドとは

ご無沙汰しております。神林拓真です。
ただいまトレンドの表現セミナーを受講しております。
初回はよしいよしこさんによる「報道のアプローチ」2週目は堀場亮佑さんによる「報道100本ノック」。そう、めざまし8のお二人による豪華報道レッスンでした。

よしいさんのレッスンは基本的には座学中心。
報道や生放送の現場における心構えを学びます。プレイの良し悪しよりも初見の報道原稿を限られた時間の中で如何に「間違えず」読めるか。一般教養的な部分はもちろん難読漢字や人名地名、アクセントをスピーディーに調べることができるかの対応力が大事です。
30秒以内に原稿内容を把握しわからない部分は調べる、アクセント気になる部分も調べる、と調べまくってる内に時間は刻々と過ぎていくので日ごろから気になったものは即調べる習慣は必須と感じました。
自分は報道の練習の一環として毎日ヤフーニュースを読んでいるのですが、細かいアクセントや読み方はとりまあってるっしょ。あげー☆というお気楽ギャルみたいなノリでスルーしてました。慢心ですね。
あといざという時にアクセント辞典使おうとしても慣れない操作で時間をロスしてしまうので日常的に使い慣れておく必要があります。
この便利なご時世、お手持ちのスマホでわからない漢字の読み方やアクセントまですぐに調べられますが、効率のいい使い方、調べ方も熟知していないといざ必要な時に調べきれずに終えてしまう。
テクノロジーは持って安心するだけでなく使いこなしてこそですね。

一秒を争う報道の現場の心構えとしてよしいさんが仰っていたのは「最後は自分を信じる」ということ。単純な精神論ではなく局や製作スタッフによってもアクセントが異なっていたり自分が作った原稿ではないので読み方知らないなど正解がわからない状況がある。そんな時に自分がいかに知識があるか、すぐに正解が出せるかということ。
報道百戦錬磨のよしいさんによる実にためになるレッスンでした。皆さんも暇つぶしにアクセント辞典を読みましょう!

そして翌週は堀場さんの「報道100本ノック」
自分で読みたい原稿を用いて重いニュースから明るめ・グルメスポーツなどなど3種ほど読み、読みの差を出せるか。実際の現場での読みというよりサンプルやオーディションで聞かせることを意識したレッスン。
よしいさんも「読み方の良し悪しに関しては次回の堀場さんにお任せします」と仰っていたように指摘もわかりやすく的確です。
堀場さんも女性陣に対し「頭の中のよしいさんがどう読んでるかイメージしましょう」とアドバイスするなどお互いへの熱い信頼がエモかったです。男の場合は頭の中に誰がいればいいのか、堀場さんは誰をイメージして普段アプローチしているのか、私気になります。

大切なのは読みの変化をどうつけられるか。報道情報番組もほぼバラエティ化してる昨今、特集などのVはウィスパーやバラエティのアプローチなど持てる全てのテクニックを駆使し如何に変化を作るか。もちろん政治や戦争などの固いストレートを読めることが大前提。『二音目を高く取る意識で上から下に読む』『助詞や語尾をを伸ばさない』『切る時はしっかりと』『そして文章の意味を意識しない』この4点の基礎ができているだけでストレートは大きく改善するとのこと。自分自身ストレートは入学時よりは上達しましたがまだまだ固く重めなニュースは苦手意識があります。文字通り100本ノックの如くこの型を身体に叩き込みます。
情報番組取りたい!!神林の戦いはここからだ!

応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。