堀場先生のオプションクラス:バラエティの基本・再確認

コアクラスで3回に渡って講義をして頂いた、堀場先生のバラエティ。

期末を迎えるにあたりもう一度確認し、自分の弱点を克服したいという、私としては「補習」を受ける気持ちで今回のオプションに参加しました。

堀場先生のレッスンは、ご自身がいつもどんなことを考えて原稿に向き合っているか、何を実践してあの声、あの表現を出しているか、ということを余すところなく、具体的に話してくださるところがとても勉強になります。真摯に語る先生の声は、フリートークで説明している間も内容に合わせてトーンや響きを変えてみたり、顔を変えてみたり、自由自在にニュアンスの違いを出す実践方法を示してくれます。

オプションクラスは普段のレッスンより少人数なので、より一人一人の質問や要望にもじっくりと応えてもらえますね。

今回は、参加者それぞれが好きな原稿を持ち寄り、「自分ではここが気になっている。」「ここを試してみたけどどうか」「ここがうまくいかない」といった指導リクエストに堀場先生が解決方法、改善案を解説。

私は沢山課題があったのですが、中でも「引きの表現にトライすると意図せず雑になってしまう」「楽しい雰囲気を出そうとすると、声の上の方ばかりを使ってしまう」という悩みについて、とっても腑に落ちる解決策が!

そして、毒の表現は方向性を見出せそうだが、まだ所々「迎合している!」という指摘。アナウンサー経験者ならではの「ちゃんと伝えよう」「みなさんのために」という「おもてなし精神」を、捨てているつもりでも捨てきれない、まさに「迎合している」という言葉が言いえて妙。

自分ではぬぐい切れない癖、ダメの原因、わかっているのに解決できない課題に解決の糸口を示していただいた「お悩み解決レッスン」。

自主練に行き詰まったら助けを求めていいんだな、先日の目黒先生のボイトレに続き、来期に向けて前を向く力をいただきました。堀場先生、ありがとうございました!