堀場亮佑先生『語尾特化』を受講して- Mina

お菓子と漫画となろうの小説で出来ています。
春16期コア Minaです。

今回の授業は、堀場亮佑先生の「語尾特化」
語尾に「止める」、「伸ばす」など4つの記号を付けて、文末に変化が出るのを感じましょうというレッスン。

事前にいただいた原稿を、先生の指示どおりに記号をつけ、読んでいきます。

■「記号をつける」ということ
先生のご指示で記号を書き込んで感じたのは、随分細かく書くのだということ。

恥ずかしいのですが…おおざっぱな私は、今まで止めや高低などをざっくり書き込んでいました。なので、文節ごとに綿密に文章に記号をつける作業がそもそもとても新鮮でした。

記号を付けてから人のナレーションを聞くと、今まで聞こえなかった音が聞こえてきます。

音をちゃんと聞けていなかったことに気づき、
また、ナレーションを聞く際の解像度がほんの少し上がったように感じました。

■「記号」の位置を変える
一度読んだ原稿を、二回目は記号の位置を変えて「読み変」チャレンジ。
すでに頭の中に「読み」のイメージが出来上がった後なので、随分な違和感が!

「え、ここで切るの!?」「ここで伸ばすの!?」と先生のオーダーに戸惑いがいっぱい。しかも、座っている場所の関係で2番手に回ってくるプレッシャー。

「…ええぃままよ!!」と思い切って声を出してみると…意外と形になる!
視野が狭くなっているだけで、本来読み方には色んな工夫ができるのだということを教えていただきました。

そういえば、サラリーマン時代、上司から「イノベーションは制約の中でこそ生まれるんだ」と叩き込まれてきましたが、ナレーションの表現も一緒なのかも。と思いました。

自分で普段つけないようなところに区切りを入れたり、音を上げたりしてみて、その中で「TVらしい」読み方を自分に課してみる。

新たな引き出しを増やすのに、大切な作業なのだと教わりました。

その他にも、「この部分を強くすると品がなくなる」「強いプレイの後は十分間をとる」「商品としてキャッチーに」など、詳細なアドバイスをたくさんいただき、ほくほくでした。

ちゃんと咀嚼して自分のものに出来るように、練習に取り入れていきます。

朝のオプションからアフターまで、ありがとうございました。

春16期コア
Mina