おはようございます!
土曜モードクラスの久保多聞です。
「もっと自由に、自然にやって」
表現者なんてモノをかじっていると、何かとこのような指摘を耳にすることがあります。
「よし!それじゃあ自由にやろう」なんて心掛けてやると何だかんだでその時点で既に自由ではなかった、なんてことが割りとあるあるだったりするのですが。。
さて、今回は高川裕也先生による「ハードドキュメント」の授業でした!
「無名塾」出身で、現役の俳優さんでもありナレーターでもあるというすごいお方!
元々小劇場の劇団に所属していた自分としてはとても楽しみにしていた授業でした。
今回のレッスンのポイントは原稿の内容と読み手である自分が関係性を持つこと。
それが血の通う、生きたそして自然な読みになるということでした。
そのために原稿より先に映像を見てイメージを膨らませ自分なりのプロットを作り上げます。
その上でようやく原稿を頂き自分との関係性を持っていくのです。
今回の題材は日本のとある美しい滝をフィーチャーしたドキュメント紀行番組でした。
自分は小さい頃から滝が好きで、子どもの頃に親に箱根や日光、那須塩原などの滝に連れて行ってもらったり、
つい最近も丹沢で滝を見たばかり。
自分的には関係性バッチリだ!と意気込んで読みにチャレンジ。
しかし高川先生からは「読みから関係性を感じない」とバッサリ。。
ナレーションだけでなくお芝居でもダメ出しを受けたようなグサッとくる一言。
自己分析では、映像から関係性を感じたがそれを読みにアウトプットできるスキルがまだ乏しかったのだと思います。
高川さんのお話だと関係性は「持つ」だけでそれを「表現」しようとするのではないと言う事。
何とも分かるような分からないような、自分の理解力の無さが恨めしいです^^;
しかしこれが前回ブログに書いたような「余計な力が入らない、作らず飾らない自然な読み」に繋がるのだろうなという事を確かに感じながら、
今後、自分を更なる高みへ導いてくれる要素として心に刻み付けておきたい授業でした。
いずれ「あの時の事が分かりました!」とご報告したい・・・!
高川裕也先生!貴重なレッスンありがとうございました!
また宜しくお願い致します!
久保多聞