自分の言葉

カンガルーは嫌いですがワラビーはかわいいので好き、土曜モード神林拓真です。

今回のレッスンは高川さんによる「ハードドキュメント」
2年前に受けた際は原稿のみでしたが今回は予めVTRのみを観て、場面場面でどう感じたか、自分ならどう読みたいかをまず書き留めます。
その後本番は原稿通り読む形になりますが、ドキュメンタリーは番組の趣旨やメッセージ性に対しどうやって自分の言葉で語るか、その番組と「どう関係性を持つか」が重要。そこで自分で書きだした原稿が頭の片隅にでもあることで関係性が作りやすくなるとのこと。

以前のレッスンでも高川さんは「原稿を読んだ時の衝動が大事」「原稿と真っさらに出会う」と仰ってました。当時は高川さんの渋い声と相まって(ただただかっけえ…)という気持ちでしたが、これらも関係性を持つということに繋がっていたんですね。
ただ今回もアウトプットの仕方がさっぱり掴めず。。ドキュメンタリー苦手な僕には自分の言葉で読もうとすると作為的なものが出るので、まずその作為を無くすよう探り探りの発声、するともう自分の言葉でもなんでもなくない?と読みながら混乱して滝壺に飛び込んだみたいな感じでした。
高川さんからも「なんか、なにかを纏ってた」とのお言葉。自分の言葉で喋る、一朝一夕で変えるのはまだまだ難しそうです。

とはいえその後カンガルーと戦った時の状況を身振り手振りを交え説明してと言われた時に、最初は言葉だけの説明だったものが話が盛り上がった時に「その感じ、その現場の状況を周りに共有しようとしてること。それをナレーションでやってほしい」とのお言葉。
なるほど!!!ん??なる、ほど?!どの感じ??!と一瞬わかったようなわからないような感覚でしたが、その後も何名か身振り手振りで舞台芝居のように状況説明の原稿を読んでるのを見ながら、朧気でも「自分の言葉でするナレーション」の先端にだけは触れたような気がします。

どこまで行っても奥が深いナレーション、自分とはいったいなんなのでしょう?しかし前回はさっぱりわからないだったものが一瞬わかったようなわからないようなに変わっただけでも相当な成長です。一歩一歩道を開いていこう!

応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください