おはようございます。
土曜モードクラスの久保多聞(くぼたもん)です。
突然ですが、
NHK等を見ているとたまに海外のニュースやドキュメンタリーをやっているのを耳にしますよね。そこで外国人の出演者に日本語で声を当てている「ボイスオーバー」という職業。
これは洋画等の吹替とはどう違うのでしょうか。
と言うわけで、少し間が空いてしまいましたが7月10日は狭川尚紀先生さんによる「VO(ボイスオーバー)役幅のレッスン」の授業でした。
狭川さんからは前もって約1.5時間分もの映像と原稿をいただいておりましたがこれを使ってどのようなレッスンになるのでしょうか。
さて、
一見外国人の方に吹替で声を当てるという、洋画声優と同じものの様に思えてしまいますが実はそこには大きな違いがあります。
まず一つはしゃべっている人物のキャラクターよりも情報を伝える事がメインとなります。
つまり演技をしすぎてもいけないのです。
そしてもう一つは、複数人の登場人物を全て一人で演じ分ける事が出来なければなりません。
現場によっては10役以上もあるとか。。
そこで今回の役幅のレッスンなのです!
狭川さんの声優時代に培った経験を元に色々なメソッドを教えてくださいました。
しかしこれが難しいし奥が深すぎる。。
以前の授業でVOは新人の人に振られることが多い仕事と聞きましたが、やってることはやばいくらいにスキルフル。
ただこれが出来るかどうかで大きく仕事の幅も変わっていくのだなと思いました。
盛りだくさんなカリキュラムを濃縮してレッスンしてくださった狭川さんありがとうございました!
久保多聞