声と向き合う。

水曜モードクラスの矢作(やさく)いづみです。今年最後のボイストレーニングにいってまいりました。お世話になっておりますのは、目黒泉先生!(名前が同じなので勝手に親近感を感じております!)今回ボイストレーニング(以下ボイトレ)について書こうと思ったのは、スクールバーズの同じクラスの方にもよく「ボイトレってどうなの?」と聞かれる事が多くなったという事が理由です。私はナレーションの世界に足を踏み入れる以前、ミュージカル俳優を目指していたので、歌のボイトレには行ったことがありました。じゃあ歌とナレーターのボイトレはどう違う?という観点から書きたいと思います。(ここからは個人的な感想です。)歌と比べて、ナレーションの方が狙っていく声の方向、ストライクゾーンが狭い感じがします。歌であれば体で音を響かせ、音程の中で表現をどうするかということに重きを置く印象ですが、ナレーションの場合、出したい声に対して音を響かせる場所と圧力、呼吸と声の量を調節して一音目から一番いい声を出す…という感覚です。ステップが結構細かい印象。また、ちょっとしたニュアンスや響きの位置、読み始める一声目から、言葉の残し方一つで印象が変わるので、集中力が必要ということ。それを意識しつつ、体は柔軟に、音を前に、緩急と強弱、高低、原稿の伝えたい事を読み解いて表現していく。ぱ、パニックーー!!…正直、始めた当初はこんなに体と頭を使うものなのかと!これが自由に出来る様になるためのトレーニングなのか!マイクは細かい音まで拾ってくれるので、その位真剣勝負なのだと激しく頷きつつ、今日も修行です。書いていてまとまらなくなり焦っていますが、少しでも何か伝わりましたでしょうか?最後になりましたが、目黒先生、いつもありがとうございます!読んでくださった皆様、長文失礼しました!良いお年をお迎えください~!!