苦しみ歯をくいしばって、なみだ橋を逆に渡っていこう。

「1日30分練習の時間が取れないって人は……いないよね?」

先日のモードは大江戸先生のレッスン。その冒頭のお話は今まさに自分が求めていた言葉の連続でした。

今すでに毎日収録の現場に出ている方々と戦うのに、我々は毎日2時間練習したとて及ばないだろうのに、それを何故やらない?

毎日の積み重ねはプレイに現れる。やってるかやっていないかは聴けばすぐにわかる。毎日2時間の積み重ねを1年やればもう、やらないほうが気持ち悪くなる。

とはいえ仕事があったり家庭があったり、毎日2時間取る事が難しいなら3段階の目標を設定しよう。2時間とれないなら1時間だけでもやろう。1時間さえ難しいなら最低30分だけでもやる。…30分取れない人は……いないよね??

そして、思い立った時にスグ練習が出来る環境は用意していてほしい。タオルを当てるも良し、防音室を作るも良し。

これらの言葉は、今の自分にとってかなり響きました。
どんな状況であろうが練習と研究を積み重ねた先にしかチャンスは無い。少しずつでも、最低限やれるだけでも積み重ねていかなければ。

私はリングアナウンサーとしてプロレスにかかわって来ました。選手達は、リング上で動けていれば「調整して来てる」動けていなければ「調整してない」「しょっぱい」と評価されます。バックボーンなんか一切考慮されません。リングで見せたものが全てです。そういう事なんですね。

今回、初めて大江戸先生のレッスンを受けさせて頂きアフターバーズでお話聞かせて頂いたりして、ストイックな面や冗談をおっしゃる楽しい面、興味深い体験をたくさんしていらっしゃる人生経験豊富な面、これまでに他の先生方が大江戸先生を評しておっしゃった様々な言葉の点と点が一気に線になった一日でした。

"ザ・ビースト" コジラセ松田